
はじめて - 訳あり物件の手続き・考え方 2025.02.21
訳あり物件の手続き・考え方
訳あり物件の手続き・考え方について
訳あり物件の手続きや持分割合を決めるときの考え方について解説します。
持分割合の決め方
持分割合は、出資額(負担額)の比率をそのまま反映させる形で決めるのが一般的で、出資額の比率をそのまま反映させると、端数が生じてうまく割合を決められないケースがあります。
その場合は「贈与」という形で調節して、持分割合を決めることになります。110万円以上の贈与となると、贈与税がかかる点に注意してください。
下記の記事では持分割合の決め方を、相続時や資金援助があるときのケースなどに分けて、詳しく解説しているので参考にしてください。
»共有持分の持分割合の決め方とは?住宅ローン・相続時のケース別も解説
»マンションの持分割合の決め方・計算方法とは【調べ方・変更方法も紹介】
土地と建物の持分の揃え方
土地と建物の持分は、出資額に比例させる方法や贈与する方法などがあります。
しかし、土地と建物の持分が違っても特に大きな問題はありません。一方で、持分の売却時や相続時には、次に保有する人に管理や運用が複雑になると懸念される恐れはあります。
つまり、自身が保有する分には問題はありませんが、売却時や相続時にトラブルの原因となる可能性があります。そのため、可能であれば持分割合を揃えるのがおすすめです。
下記の記事では、購入時・購入後に土地と建物の持分を揃える方法だけでなく、持分が揃っていない場合に住宅ローン控除はどうなるのかについても解説しています。
»土地と建物の持分割合が違うとまずい?住宅ローン控除の観点でも解説
共有名義の登記手続きにかかる費用
不動産の売買や相続などで所有者が変わる際には、所有者の情報を明らかにして権利を正当に主張できるようにするため登記が必要です。
その登記手続きを行うときに、登録免許税や取得税などの税金と司法書士報酬などの費用が発生します。
ただし、購入時か相続時かで登記費用が変わる点に注意しなければいけません。下記の記事では、共有名義の登記手続きにかかる費用について、詳しく解説しております。
»【具体例あり】共有名義の登記費用はいくら?安く抑えるコツとは
再建築不可物件を再建築可能にする手続き
再建築不可物件はセットバックをすることで、再建築が可能になる可能性があります。セットバックとは、所有する敷地を後退させて敷地前面にある道路幅を広げる方法です。
セットバックを行う手続きの流れは、以下のとおりです。
- 現地調査
- 事前協議書の提出
- 測量・事前協議の実施
- 建築確認申請・工事開始
ただ、セットバックをすることで生じるデメリットも存在します。そのため、再建築不可物件をセットバックするメリット・デメリットを事前に把握して判断することが重要です。
下記の記事では、セットバックを行うメリット・デメリットやかかる費用について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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