
はじめて - よくあるトラブル 2025.02.21
よくあるトラブル
難処分物件でよくあるトラブルとは
難処分物件でよくあるトラブルは、次の通りです。
旗竿地の建て替えができない
旗竿地とはその名の通り、道路に接する間口が狭く細長く伸びており、周りを他人の土地で囲まれている「旗」のような形をしている土地を指します。旗竿地の中には、間口が狭く接道義務を満たしていない(再建築不可である)ことがあります。
その場合は、再建築ができないため建物の改築や増築ができません。そのため、売却時も価格が付きにくく、建物の改築や増築ができないので買主を見つけるのも困難です。
旗竿地が再建築不可物件の場合、どのようにして建て替えれば良いのか、建て替える際の注意点など、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
»旗竿地で建て替えできないケースとは?可能にする方法も3つ紹介!
物件を共有名義にして後から後悔する
共有名義の物件は共有者全員のものであり、勝手に売却・改築などはできません。そのため、融通が利かず購入した後に後悔する事例が多数存在します。
たとえば、不動産の活用(賃貸など)には共有者全員の同意が必要であり、自分で勝手に第三者に貸し出すことはできません。つまり共有者によって方針が異なれば、揉め事になる場合があります。
下記の記事では共有名義で不動産を購入し後悔した事例や、共有名義で不動産を購入するメリット・デメリットについて解説していますので参考にしてください。
»共有名義で後悔する場面とは?後悔している人向けの対処法も紹介
再建築不可物件を所有して後から後悔する
再建築不可物件は物件を活用しにくいため、市場価格よりも安く購入できます。しかし、再建築不可物件について理解を深めず、安いからといって購入を決めるのは危険です。
というのも、再建築不可物件は建物の改築・増築ができないからです。ただし、建築確認申請が必要のないリフォームは自由にできます。
しかし、一般的な不動産と比べて自由度が低いのは明らかであり、購入後に後悔する方が多いです。下記の記事では、再建築不可物件を所有して後悔した事例や、救済措置について解説していますので参考にしてください。
»再建築不可物件とは?よくある後悔例や対処法をわかりやすく解説!
»再建築不可物件の救済措置とは?43条但し書き申請の詳細も解説!
底地の地主と借地人の間で揉め事になる
底地とは、借地権付の土地のことを指します。つまり、底地を第三者に貸した場合、地主が持っている底地権と、借地人が持っている借地権に別れるため権利関係が複雑になります。
共有名義の場合はさらに権利関係が複雑になるので、トラブルに発展する場合が多いです。下記の記事では底地のトラブル例や、トラブルの防止方法・解決方法についても解説していますので参考にしてください。
難処分物件のよくあるトラブルに関しての疑問
難処分物件は権利関係が複雑だったり自由に活用できないなど、さまざまなトラブルが想定されます。ここでは、難処分物件のよくあるトラブルに関しての疑問にお答えします。
他の共有者が共有持分を売却するとどうなる?
もし他の共有者が第三者に共有持分を売却した場合、他人と共有状態になることで共有物分割請求をされる恐れがあります。共有物分割請求とは、裁判所に適切な分割方法を裁定してもらうための請求です。
一見問題がないように思えますが、共有物分割請求をされると自分が希望する持分にならないことがあります。つまり、共有物分割請求されることで現在の持分よりも自分の持分が少なくなることもあります。
他にもトラブル例はいくつか存在するので、その対処法について事前に知っておくことが重要です。下記の記事では、他の共有者が共有持分を売却した場合どうなるのかについて詳しく解説していますので参考にしてください。
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